ネタを求めて東へ西へ、子持ち猫科駄文書き主婦の日々探訪。
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「英語で『Apple』と言われたら、『りんご』ではなく『皮が赤くて中が白くて、真ん中に小さい種がある、甘酸っぱくて美味しい果物』が真っ先に出てこないようではいけない」
これ、私が英語を習っていた個人教室の先生がむかし言っていた言葉です。
どういう意味だかわかります?
日本人が英語を習おうとした時、まず最初に、見た物を英語から日本語に変換してしまうでしょ?
さっきの例だと「Apple→ああ『りんご』ね」って感じに。
でも、先生が言うにはそれじゃダメなんだそうです。
「Apple」と言われた時、「りんご」という日本語よりも、りんごの赤さ、まんまるさ、白い果肉、かじりついたときの甘酸っぱさ、シャリシャリ感――そういった、私達が「りんご」を認識し「りんご」を定義づける感覚を、まず真っ先に思い浮かべなさい、と。
そうすれば、「Apple」は決して「アップル」にはならないし、ましてや「りんご」になる前に「Apple
」になれるから。
受験が一段落して開放感に浸っていた頃、雑談でそんな話を聞きまして。
あの当時は「ほぇ~、そんなもんかねえ」と思っていたんですが。
親になった今、しみじみ感じますね。
子供ってビックリするくらい、見たことや教えられた事を忠実に捉えて、真っ正直な感覚で返してくるから。
道で手を振ってくれる人がいたら、同じようなニコニコ顔で手を振り返したり。
私が「あれは犬さんよ」と言ったら「いぬしゃん、こんにちは」って言ったり。
りんごが買い物袋にあったら「あれは美味しい物だ」と、見てないところでこっそりかじりついてみたり(笑/ギャーヤメテー)
そんな子供に、私達・親のしゃべらない非母国語『英語』を如何にして教えるべきか。
親になって「子供向け英語教材」だの「子供英語教室」だののチラシが大量にポストに入ってくるような生活になって、いろいろ見てはきたんですが、幼児向けの英語教材と呼ばれるものの多くが、英語の上にカタカナでふりがなをしてあるものばっかり。これって本当に子供に『英語』を身につけてもらえるのかな、って。
なんつーか、「とりあえず英語やってるよん」と形だけ取り繕うだけの代物で、金ドブな臭いがぷんぷんするんですよね~。
そういう意味だと、子供に本当の英語を覚えてもらうのであれば、洋書専門店などで英語圏の子供向け教材を自力で探すしかないのかなあ。
でも、子供連れで買い物って、子供が余計なところ触ってトラブル起こさないかって常々気を配ってなくちゃで自分の捜し物なんてろくろく出来ないし。かといって「見つかるかどうかわからないけど探してくる!」なんて理由で旦那に子供預けて神田の古書街うろつくような学生時代みたいなマネはもうできないしなあ(←英語文献じゃ無いけど学生時代かなりやってました(笑))。
その中で気になっていたのが『Worldwide Kids』。
こちらの教材、よくある英語教材とは違い、カタカナ併記を完全排除してある、「英語圏の子供が使うものそのまま」のスタイルを貫いた英語教材なのだそうです。
でも、本当なのかなあ?
もし、本当じゃなくて、結局どこかしらに英語のふりがな書いてあったら、子供って素直だから、絶対楽な「書いてある文字」の方を読んじゃうんじゃないかしら?
対象年齢は「まだ日本語を読めない」世代からとありますが、将来的に同じ教材を使って反復練習をするにあたり、カタカナふりがなが読めてしまったら、どうしてもそっちに流れてしまうのでは……そしたら長く楽しむことは出来ないアイテムになっちゃうよなあ、という懸念があるのです。
このたび、レビューブログ様よりモニターのお誘いがあったので、とりあえず「自分の名前の最初の一文字は見つけられるけど、文字の並びに意味があることをまだあんまり理解していない」3歳11ヶ月児の我が子、通称めーたんの為に資料請求してみました。
……対象年齢ギリギリだったけどOKなのかしらん?
まぁまだ英語完全初心者だしね、いいよね、よね?
封筒ではない、割としっかりめの紙箱に、どっさりの資料。
中でも目を惹くのは、『KID'S FIRST 100 WORDS』の絵本。
すっごくしっかりとしたハードタイプの上製本!
その昔、キッズファーストブック事業で自治体からもらったまついのりこさんの『じゃあじゃあびりびり』を文字通りびりびりしおった不届き者なうちの子でも、これなら容易に壊せないでしょう(笑)。
こんなの、資料請求だけでもらっちゃっていいのかしら!?
中身はこんな感じ。
食べ物、洋服、おもちゃ、食器、身近な動物、動物園の動物、水族館の動物、外の遊び道具、乗り物、自然と、普段目にするものや、お出かけで見かける事のあるものばかりの英単語集です。
当然ながら、カタカナふりがななんて存在しません。
おお、これは良さそうだなあ。
私がワクワクしてページをめくってると、ブロックで遊んでいためーたんが、テーブルの上のお祭り騒ぎ(笑)に気づいて侵略してきました。
「これ、めーたんの!? めーたんのだよね!?」
さっそく所有権主張か! 自分のじゃなくても「めーたんの」にしてしまうエブリシング・ジャイアニズム!(まぁ、いつものことなんだが)
「そうだよ」とこちらが答えるや否や、本を奪い取っためーたん。「これなあに? バナナ?」と聞くので「Banana!(バナーナ!)」とわざと英語っぽく答えると、嬉しそうに「Banana!」と復唱。
おもしろいので結局100全部制覇してしまいましたよ(笑)。
「りんご」だと思っていた物が「Apple」だったりするのには「あれ?」という顔をしていましたが、普段読んでいる絵本と違う字が書いてある本、という認識だったみたいで、割とあっさり順応。
……そうなんだよなー、ここらへんの順応性の高さが子供ならではなんだよなー。
「あとはじゅぶんでよむー」というので、絵本を明け渡し、その間にこちらはDVDをセット。
あまりに食いつきがよかったので、鉄は熱いうちに打て!と思い、「テレビ見るよー」と、DVDを見させて反応を見ることにしました。
めーたん、絵本をほっぽり出して、今度はテレビに釘付け。
こちらのDVD、教材の抜粋とのことで、おきまりのABCsongから、同じく同封されていたペーパーブック様の絵本に書いてあった「身近な乗り物の音」、「Pig」「Pink」「Peach」「Pie」など、綴りと発音を集中的に学ばせる、いわゆるphonics映像など、「見て聞いて楽しむ」内容のもの。
日本語の部分は、オープニング及び教材見本の後に流れる教材の宣伝部分のみ(笑)でして。
と、ここで、(多分これは、制作者が歓喜するような)素敵ハプニングが起こりまして。
メインキャラクター達が果物の事を話していた時の事。
「あー! これ、さっきの絵本にあったぁ!」
めーたん、突然立ち上がり、先ほどほっぽり出した絵本を持ち出していそいそとまたテレビ鑑賞ホームポジションに。
そして「ほらあった! ほらあったでしょ!」とAppleの部分を指さしてにっこり……ていうか、むしろドヤァな顔(笑)。
いや~、さっき見たばっかりなのに、よくちゃんと思い出したなあ。
むしろあんた「Food&Drinks」よりも「Sea Animals」のページばっかり見ていた印象があったのに(笑)。
とまぁ、事ほど左様に、子供の知識吸収力の強さをまじまじと実感することとなりました。
それにしても食いつきいいなあ。
全体的に作りがていねいな感じなので、それが何よりいいのでしょう。
やっぱりちゃんとしたもの――子供だましじゃないもの――というのは、子供は一番よくわかるのかもね。
そういった意味だと、すごく信頼のおける英語教材なのかも……という印象を受けました。
それにしても、とにかくこの『KID'S FIRST 100 WORDS』、トライアルで貰える物としてはすごく質がいいです。良すぎて怖くなっちゃうくらいです(笑)。
こういう、「子供がもらってしっかり活用できる」ものを準備できる、そんなWorldwide Kidsの底力を、このトライアル資料からひしひしと感じました。
その態度は、おそらく教材そのものにもきちんとフィードバックされているのでしょう。
英語教材比較に、是非ゲットして損はないですよ。
※本記事はレビューブログ様のモニター企画参加の上で記事作成を行っております。
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CuriousK=Azusa2号
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とある絵本の小猿のように知りたがり屋の主婦(ネコ科)が、世間やネットで見かけたものを、つれづれなるままに書き散らしまくる、そんな風来坊ブログ。
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