ネタを求めて東へ西へ、子持ち猫科駄文書き主婦の日々探訪。
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ちょびリッチのコミュニティサイト「ちょびのわ」投稿の記事です。
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実家が衣料品系の自営業だったので、毎年12月になると福袋を作るのが、小さい頃からの私の定番の「師走のお手伝い」でした。
店の客がちょっと途切れた合間を見計らって、父か母が私をバックヤードに呼んで、店の奥に積まれた服のパッケージの山を、縁起の良さそうな大入り袋に詰めて、中身が見えないよう紅白のテープで袋に口をしっかり閉じる、その一連の流れをお手伝いしてました。
普段だと店番で忙しくてなかなか一緒にいられない父や母と一緒に仕事が出来るのが、とにかく嬉しかった覚えがありますね。
それこそ、字も読めない幼稚園の頃からのお手伝いだったそれですが、小学校に上がった初めての年、福袋作りでちょっとしたハプニングがおきまして。
というのも、小学校に上がる=読み書きそろばんが身についてきた私。
福袋に詰める品物の商品タグを見て、習い立てのそろばん暗算で思わず合計を出してしまいまして。
そして、福袋の外側に付けられた値札が、計算結果に対してずいぶん少ないのにビックリ。
本当はこの値段で売るはずだったものを、福袋に入れるから、もっと安く売らなくてはいけない……そんなふうにぐるぐるぐるぐる考えてしまったのでしょう。
「おうち、びんぼうになっちゃう~!!!!!」
そう叫んで泣き出したそうです。
栄枯盛衰の激しいアパレル業界、少し前の流行があっという間に陳腐化してしまい、品は良いけれども流行から外れているというだけでお店に並べられなくなってしまうものがあるとか、新しいものを店頭に並べて欲しいという問屋さんと小売り側との折衝があったりとか、そういった「オトナ」な事情を知った今では笑い話にしかならないんですけどね。
「福袋はね、いいものがお得な値段で入っているから、【福】袋なんだよ」
……そう両親に代わる代わる言われてもなかなか納得出来ず、一週間くらいぐずぐず泣いていたり、クリスマスやお年玉の返上も考えたりと、多分親からすると「めんどくさいなーこの子」と思われてしまうくらい、年を開けてもずっと悩んでいた、小学校1年の私でした。
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実家が衣料品系の自営業だったので、毎年12月になると福袋を作るのが、小さい頃からの私の定番の「師走のお手伝い」でした。
店の客がちょっと途切れた合間を見計らって、父か母が私をバックヤードに呼んで、店の奥に積まれた服のパッケージの山を、縁起の良さそうな大入り袋に詰めて、中身が見えないよう紅白のテープで袋に口をしっかり閉じる、その一連の流れをお手伝いしてました。
普段だと店番で忙しくてなかなか一緒にいられない父や母と一緒に仕事が出来るのが、とにかく嬉しかった覚えがありますね。
それこそ、字も読めない幼稚園の頃からのお手伝いだったそれですが、小学校に上がった初めての年、福袋作りでちょっとしたハプニングがおきまして。
というのも、小学校に上がる=読み書きそろばんが身についてきた私。
福袋に詰める品物の商品タグを見て、習い立てのそろばん暗算で思わず合計を出してしまいまして。
そして、福袋の外側に付けられた値札が、計算結果に対してずいぶん少ないのにビックリ。
本当はこの値段で売るはずだったものを、福袋に入れるから、もっと安く売らなくてはいけない……そんなふうにぐるぐるぐるぐる考えてしまったのでしょう。
「おうち、びんぼうになっちゃう~!!!!!」
そう叫んで泣き出したそうです。
栄枯盛衰の激しいアパレル業界、少し前の流行があっという間に陳腐化してしまい、品は良いけれども流行から外れているというだけでお店に並べられなくなってしまうものがあるとか、新しいものを店頭に並べて欲しいという問屋さんと小売り側との折衝があったりとか、そういった「オトナ」な事情を知った今では笑い話にしかならないんですけどね。
「福袋はね、いいものがお得な値段で入っているから、【福】袋なんだよ」
……そう両親に代わる代わる言われてもなかなか納得出来ず、一週間くらいぐずぐず泣いていたり、クリスマスやお年玉の返上も考えたりと、多分親からすると「めんどくさいなーこの子」と思われてしまうくらい、年を開けてもずっと悩んでいた、小学校1年の私でした。
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★Editor★
NAME:
CuriousK=Azusa2号
BlogProfile:
とある絵本の小猿のように知りたがり屋の主婦(ネコ科)が、世間やネットで見かけたものを、つれづれなるままに書き散らしまくる、そんな風来坊ブログ。
CuriousK=Azusa2号
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